怪談を語る会、ホラー短編集
[空気の違う所へ](1/7)

「さっきBさんの話を聞いているとき、子供の頃一度だけ霊を見た、と言いましたよね? その時体験した話を今ここで話そうと思います。あまり怖くはないかもしれませんが、聞いてください」とCは言った。

「中学一年のときの話です。その頃から既に僕は怖い話が大好きで、同じく怖い話が好きな友人と怪談を語り合ったりしてました。

ある日、友人が『夜になったら学校に忍び込まないか?』と提案しました。『夜の学校を経験しとかないと、真のホラー好きにはなれない気がするんだ』

僕は、なんだよ真のホラー好きって、なんて思いながらも、友人の提案に乗っかりました。

僕たちだけじゃなんだか心細かったので、マッチョってあだ名のクラスメートを夜のツアーに誘いました。

マッチョは最初は躊躇っていたんですが、僕たちが『怖いのか? 筋肉モリモリのくせに』と言うと、『怖くねぇよ。参加するよ』と言いました。こうして、僕ら三人は夜、学校に忍び込むことになったのです」

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