怪談を語る会、ホラー短編集
[プロローグ](1/1)

ネットで知り合った五人の若い男がとある部屋に集まった。部屋を暗くし、円を作るように座り、真ん中に蝋燭を一本立てた。

真っ暗な中、ある男が「お集まり頂きありがとうございます。これから一人ずつ順番に怖い話や奇妙な話を披露してもらいたいと思います。なお、お互いのことはアルファベットで呼ぶことにします。私はAです。時計回りにBさん、Cさんとしましょう」と言った。

「なんでアルファベットなんでしょう?」とBは尋ねた。

「だって、Dさんのハンドルネームはち〇こマンですよ? これから怖い話を始めるっていうのに、『じゃあ、ち〇こマンさんお願いします』なんて言ったら雰囲気が台無しじゃないですか」とAは言った。「すみません」とDは申し訳なさそうに言った。

「いいんですよ。では私Aから怖い話を始めます。いいですね?」

四人は「はい」と言った。

Aはライターで蝋燭に火を点けた。五人の顔がかろうじてわかる程度の明かりが灯った。

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